2005/11/30 ピア・ツー・ピアの未来って? |
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| P2P(ピア・ツー・ピア)と言われても(´△`)ホゲ?という人が増えてきた昨今、裁判やら事件やらでそれへの風当たりが強くなってきましたね。
25日には、「Kazaa」へプログラムの修正を12月5日までとすると、豪州で宣告されています。 フィルターをかけ、著作権保護された楽曲のみを公開するか、サーバを閉鎖するか。
「Kazaaのようなサービスが前進すべき時が来た。 フィルターをかけ、法を遵守すべき時が。 そうでなければ、デジタル音楽ビジネスを正しくかつ合法的な方法で構築しようとしている人々に道を譲るべき時が来たのだ」
と、偉い人は語っています。 まったくその通りだとは思いませんが、P2Pソフトのあるべき目標を固める時期がそろそろ来たのではないでしょうか。
もう誰でも、極端に言えばパソコンを買ったばかりの人でも気軽に好きな音楽をタダで手に入れられますね。 ちょちょっとググるか、本屋で立ち読みすれば簡単にHow Toを知ることが出来る。 それ故、ユーザは極増し、問題が膨れ上がってしまいました。 遅かれ早かれこんな時期が来たとは思いますが。
ただ、違法である故にそれ自体が完全に悪しき行為だとは思えないわけで。
音楽ダウソ⇒聴く⇒(゚з゚)イインデネーノ?⇒店で買う
このようなユーザがいることも確か。 視聴コーナーで聴くことの出来る楽曲など限られているし、何よりコアな音楽を好むユーザにとって、やっと見つけて購入したアルバムがウンコー!(゚∀゚)! だった時なんて、「二度と買わねぇ」なんてことになりかねない。 その分、P2Pを利用すれば楽曲を聴くことが出来る。 そーいう利点がある。 結局の醍醐味はタダで手に入るということになるんでしょうがね。
有料だと、どのような利点があるのか。 まず楽曲、商品の保証。 音質やファイル形式を統一し、ユーザへのサポートもある。 CDショップ以上の品揃えで、検索も容易。 お店で買うよりも安く、好きな曲をピックアップして購入することが出来る。 デジタル音楽プレーヤーが流行しているため、すでにデジタルファイル化された音楽は、プレーヤーへ容易に保存することが出来る。 有料である最大の利点は、先のサポート。 再生方法がわからない、音楽が鳴らない、ファイルが壊れている。 そのような場合でも、実に丁寧に対応してくれます。
結局、KazaaなどのP2Pソフトと、音楽を有償提供するメーカーの戦いは、合法か否か、ということで決着がつきそう。 ですが、法律を考えない場合、いったいどちらが優れているのだろう? 何気なくダウソしてみた音楽を聴いて、懐かしい昔を思い出したことはないだろうか。 今まで聴いたことのなかったアーティストの曲を聴いて、思わずファンになってしまった人もいるのではないだろうか。 P2Pソフトは、タダである故に多々の可能性を秘めていると思う。 「お金を払ったから」という意識を取り除いた、楽曲との出会い。 有償化が全て偉い。 その結論に達するのは、まだまだ早いのではないだろうか。
豪裁判所、Kazaaにシステム修正の期限を宣告
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0511/25/news065.html
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11月30日(水)23:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | つぶやき | 管理
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